福岡の空手道場 極真館 福岡県南支部

自分は30歳の時、少林寺拳法を小学1年の息子と習い始めました。
10年ほど続けて道場が閉館しました。
黒帯は取得しましたが、それから50歳までの10年間は仕事だけで何も運動はしていませんでした。
ある時ネットを見ていたら柳川に極真空手がある事を知り、以前から極真空手には興味があったので見学に行きました。少林寺とは違って直接突き、蹴り合って痛そうだなと思いましたが興味が湧きました。
50歳からの空手は遅過ぎかなと思いましたが、何事にも遅過ぎる事はないと決意し入門しました。

最初は少林寺とは突き、蹴り方が違い苦戦しました。
それでも突き方の癖を直して少しずつ改善していきました。
それから9年過ぎ、佐藤支部長から鳥取での特別昇段審査を勧められ受ける事にしました。当日、審査会場に集まったのは四段五段の先生達ばかりで、茶帯は自分だけでした。

盧山会長の前で1人ずつ型を演武することになりましたが、1級の自分がいきなり1番最初に演武することになりました。初めて拝見する盧山会長と見ず知らずの黒帯の先生方全員が自分の型に注目する中、かなりの緊張とプレッシャーで手が震えました。

審査終了後に合格との発表がありました。今回の昇段は佐藤支部長はじめ道場生みんなとの稽古の糧だと思います。感謝です。
自分は、仕事の関係上9月から2月までは稽古に行けません。夜間の仕事が、多くなるからです。でも、春夏は、なるだけ行くようにしています。
稽古が終わった時の爽快感が好きで、どんなに体がキツイ時でも、やっぱり稽古に行って良かったと思うからです。 空手を辞めようと思った事は、ありません。 継続は力なりです。

来年は60歳の還暦です。
これからも老体に鞭を打って体の続く限り頑張りたいと思います。押忍